紙写真の弱点は温度や湿度、紫外線に外気による変色や退色等

紙写真を長期保存する場合、どういう所が弱点かを知っておくと対策しやすくなります。弱点は温度や湿度、紫外線や外気による変色や退色等が挙げられます。まず温度や湿度ですが、プリントされた写真は基本的に紙で出来ているので、温度や湿度の影響を受けやすいです。その為写真をまとめて束にして保管していると、写真同士が張り付いてしまって取れなくなったり、中には湿気でカビだらけになる恐れもあります。 また紫外線や外気にも注意しなければなりません。室内に写真は保管してあるから紫外線は問題ないと考えている人もいるかもしれませんが、紫外線は蛍光灯からも出ています。 それに大気中にはオゾンが含まれており、写真には化学塗料が使用されているので、写真をむき出しで保存しているだけで色あせや変色をしてしまいます。このように紙写真にはいくつか弱点があり、弱点を知る事で対策を練る事が出来ます。

紙写真を色々な方法で保護して、長期保存する

紙写真をなるべく劣化させずに長期保存する方法はいくつかあります。まずフォトアルバムに入れて保管するという方法です。基本的に見る時以外はアルバムなので閉じられており、弱点である紫外線や外気から守る事が可能です。さらに透明なフィルムに入れておく事で湿気からも写真を守る事が出来、長期保存には適しています。 またフォトフレームに入れて保管するという方法も悪くありません。特にこの写真だけは絶対に大切にしたいという場合に適しています。さらにフォトフレームなら飾りながら保存出来るので、机や棚に飾りながら長期間保存する事が可能です。 そしてラミネート加工するという方法もあります。専用ラミネーターは手貼りタイプなら100円ショップでも売っていますし、きちんとしたものであれば家電量販店でも入手可能です。加工をすれば写真に傷がついたり折れが出来たりするのを防げますし、変色からも守ってくれます。